帯状疱疹について
免疫力の低下で発症するリスクが
帯状疱疹は、幼少期に感染する水ぼうそうのウイルスが原因でおこる皮膚の病気です。日本人成人の約90%以上は、水ぼうそうのウイルスが体内に潜伏していると言われています。過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。症状は、体の片側の一部にピリピリとした痛み、赤い発疹が発生します。症状の多くは上半身に現れ、顔、目、頭に現れることもあります。
令和7年度定期接種対象者
令和7年度中(令和7年4月1日から令和8年3月31日)に下記に該当する方
- ① 年度中に65歳になる方(昭和35年4月2日生から昭和36年4月1日生)
- ② 接種時に60歳以上65歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級程度の方)
- ③ 年度中に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方(5年間の経過措置があります)(100歳以上の方は、令和7年度に限り全員が対象)
ワクチンの種類について
乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」 | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」 | |
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種類 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
接種方法 | 皮下注射・1回 | 筋肉注射・2回 |
接種間隔 | 1回 | 1回目の接種から2か月後に2回目の接種を行う。(1回目接種後2か月以降6か月後まで) |
自己負担金 | 1回/4,000円 | 1回/10,000円×2 |
任意接種 | 1回/8,000円(税込) | 1回/20,000円×2(税込) |
副反応 | 接種部位の痛み、腫脹、発赤など | 接種部位の痛み、腫脹、発赤、倦怠感、頭痛など |
接種当日の持参するもの
健康保険証やマイナンバーカードなど、住所と生年月日が確認できる身分証明書。
任意接種について
50歳以上の方は自己負担にて任意での接種が可能です。任意予防接種の場合、医療機関の所在地は東大阪市内外を問わず接種可能です。ご自身で医師に相談いただき、実施日を決めてください。